フィルムカメラで楽しく撮影して「さあ、現像だ!」とフィルムを取り出そうとして我に帰る。
あれ?どうやって取り出すんだろう?
フィルムカメラの初心者あるあるですね。
そこで今回はフィルム一眼レフカメラのフィルムの取り出し方について画像付きで分かりやすく説明しようと思います。
コンテンツ
フィルム一眼レフカメラのフィルムの取り出し方
画像はタップやクリックで拡大します。
フィルム一眼レフで撮影していて、巻き上げレバーの感触が固くなりそれ以上巻けなくなったらフィルムが終了した証拠です。念のためフィルムカウンターを確認しましょう。
そこでそれ以上巻こうと巻き上げレバーに力を込めるとフィルムがちぎれてしまうので注意ですよ!
それでは早速撮影済みフィルムを取り出しましょう。
今回使用したカメラはフィルム装填編と同じく「minolta SR-T Super」です。
カメラの底にある巻き戻しボタンを押す
ほとんどのフィルム一眼レフカメラは撮影後のフィルムを巻き戻す為の巻き戻しクランクがボディの左肩についていますが、撮影中はそのクランクが動いてフィルムが巻き戻しされないように固定されています。
その固定を解除するのが巻き戻しボタンです。
このボタンを押し込むことにより固定が解除されてクランクを回せるようになります。
ほとんどのカメラはこのボタンがボディの底面に付いてますが、機種によっては違う場所にある場合もあり、このOLYMPUS OM-10の場合はボディ前面にあります。
ご自身のカメラがもし底面にボタンがないタイプだった時はネットで調べて見て下さい。
巻き戻しクランクを回してフィルムをパトローネ内に巻き戻す
まず巻き戻しクランクのレバーを起こします。この時にクランク自体を上に持ち上げると裏蓋が開いてフィルムが感光してしまうのでくれぐれも注意しましょう。
その後は起こしたレバーを時計回りにクルクル回し、カメラボディのスプールに巻かれていた撮影済みフィルムをパトローネ内に巻き戻します。
この時最初は指に伝わる感触が結構重く感じられると思いますが、ある所で一気に軽くなります。
これがフィルムがスプールから外れた証拠なので、念のためにもう少しだけクランクを回してフィルムを完全にパトローネ内に巻き取ります。
裏蓋を開けてフィルムを取り出す
先ほども書いたように、ほとんどのフィルム一眼レフカメラは巻き戻しクランクを引き上げると裏蓋が開くので、裏蓋を開けてフィルムを取り出します。
取り出したフィルムのパトローネは現像するまでフィルムケースに入れ、光の当たらない場所で保管しましょう。
まとめ
フィルムを取り出す際に一番難しいと言うか忘れがちなのが、巻き戻しボタンの操作です。
それさえ操作できたら後は何も難しくありません。
とにかく、自分のカメラの巻き戻しボタンの位置は忘れないようにしましょうね。
特に複数のカメラを持っている方は注意です。
それではまた。
コメント