OLYMPUS PEN Sレビュー|白黒とカラーネガの作例集

前回の記事でOLYMPUS PEN Sについてじっくりレビューしたので、今回は作例を白黒とカラーに分けてたっぷり紹介したいと思います。

使用フィルムは白黒がフォマの【FOMAPAN200】カラーが富士フイルムの【フジカラー100】になります。

それでは早速作例を見て行きましょう。

そうそう、今回の作例はボディの遮光が不十分だったのか、シーンによって光漏れがありますが、この現象はちゃんと整備したボディなら起こらないので安心して下さい。

現在はしっかりモルトで遮光しているので、次のフィルムは大丈夫だと思う……。

白黒フィルム【FOMAPAN200】で撮影したPEN Sの作例

白黒フィルムの作例写真はADOX FX39Ⅱ(1:9)で自家現像し、FUJIFILM X-E4でデジタルデュープしたデータをLightroom Classicのトーンカーブでネガポジ反転し、写真により露光量を若干調整しています。

作例は全てタップかクリックで拡大します。

ベンチとウイスキーボトル

ベンチとボトル

古ぼけた木製のベンチの上に、飲み干され空になったBLACKニッカのポケット瓶だけがぽつんと佇んでいた。ここから作品に仕上げるなら、もっとコントラストを高くして周辺を焼き込んでグッと暗く落とすかな。

駅前通り

駅前通り

ISO200のフィルムだけど、ハーフ版だから35ミリ版に比べるとやはりフィルムの粒状感は目立つかな。でも小さな看板の文字も読み取れるし、十分シャープに写っていると思う。

蔦屋敷

蔦屋敷

これは完全に露出オーバーですね。シャッタースピードが1/250秒までしかないので、明るい日中はしっかり絞って撮影しましょう。

自転車置き場

自転車置き場

左下側が明るくなっているのは光漏れの影響だと思う。

ザ・逆光

逆光

フレアが出まくっていますが、これが古いレンズの面白味だと思う。

自転車とスクーター

自転車とスクーター

壁のラインや自転車のスポークなど細かい部分もしっかり写っていますね。

猫じゃらし

猫じゃらし

これは少し暗い場所で絞りを開け気味にして写していると思う。ハーフ版でも近接撮影だと背景がそれなりにボケるし、ボケの質も悪くないと思う。

働く男

働く男

逆光でフレアが出て画面もザラザラですが、こんな写真私は好きです。

泥だらけのジムニー

泥だらけのジムニー

手前のジムニーにピントを合わせるつもりが若干後ピンになって後ろの旗や看板にピントが合ってしまっています。被写界深度が深いのでそこまで気にはなりません。まあ、ピントは目測のカメラなのでこの程度のピンずれは許容範囲という事で(汗)

お社と石燈籠

お社と石燈籠

明るい曇り空で柔らかい光が十分当たっている状況だったので、粒状感も少なく質感描写もとても良いと思う。

美容院

美容院

白壁の建物と曇り空、地面は雨で黒々と濡れている状況となかなか難しい状況でしたが、良い雰囲気で写ってくれました。

雨の住宅街

雨の住宅街

現代の高解像度のカメラの様に庭木の葉の一枚一枚を解像するような写りではもちろん無いが、だからどうした!デジタルではこの雰囲気は出せないと思う。

カラーネガフィルム【フジカラー100】で撮影したPEN Sの作例

カラーフィルムの作例写真はカメラのキタムラで現像し、FUJIFILM X-E4でデジタルデュープしたデータをLightroom ClassicとPhotoshopでネガポジ反転と色調補正を行いました。

以前レビューしたフジカラー100の記事

SUIT SELECT

SUIT SELECT

ピントがしっかり合えばご覧のように文字もシャープに描写します。

赤いバラ

ばら

逆光気味のサイド光で捉えた赤いバラの花。やはりフレアは出ますが、それによって陽の光が美しく強調されていると思います。

アカシデの紅葉

アカシデの紅葉

赤、黄、緑の微妙なグラデーションをしっかりと表現しています。葉っぱの解像度も十分でレンズの優秀さが良く分かります。

エスカレーター点検中かあ

エスカレーター点検中

男性が点検中のエスカレーターを残念そうに見つめた瞬間をスナップショット。3cm(30ミリ)の広角レンズでフォーマットもハーフ版なので基本的に被写界深度が深くなるカメラだから、このような咄嗟な撮影シーンにはとても強いです。

モリシア

モリシア

千葉県の津田沼にあるショッピングモール。雑なスナップですがレンズの写りは良く分かると思います(汗)ちなみに左側の樹木が黄色くなっているのは光漏れの影響だと思われます。

津田沼の町

津田沼の町

こちらもタイトル通り津田沼です。このようなショットは解像度の悪いレンズで撮るとボヤッとした感じになってしまいますが、PEN Sはハーフ版にも関わらず、意外なほどしっかり写っています。

苔

ドブ板に繁茂した苔。かなりの近接撮影なので、やはり若干解像度が甘くなっている気がします。

蔦屋敷

蔦屋敷

白黒フィルムの作例にも出てきた蔦屋敷です。青空や青いトタン、蔦の緑など色もよく出ています。

赤いガーベラ

赤いガーベラ?

赤と言うか朱色に近いガーベラ(多分)です。これも色乗りが良いですね。下側の光も光漏れです。

青いトタンのチャリ置き場

青いとたん

色乗りもそうですが、手前の金網や奥の自転車や人物の服の皺などがしっかり解像出来ています。

駅前

駅前

このカメラは絞りをF8に設定し、ピントを3メートルに合わせておけば近接以外は大体ピントが合うのでこのような町スナップをする時、私は大体その設定に合わせて置きます。そうすれば万が一ピント合わせを忘れても大失敗は回避できます。

まとめ

最後にちょっと書きましたが、一眼レフやレンジファインダーみたいにファインダーでピントを合わせられず、KONIKA C35などのようにピント指標も現れないこのカメラでの撮影では、ピントを合わせ忘れる時がたまにあります。私だけかな?(汗)

そのような失敗はたまにありますが、ここまでコンパクトでフルマニュアルで撮影出来るカメラって意外と無いので、メカを操って撮影するのが好きな方にこのカメラは合うと思いますよ。

私はボディデザインや質感を含めて本当に大好きなカメラです。

それではまた。

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