先日ボディを詳細に撮影した写真を満載してレビューした、フィルム一眼レフカメラ「Nikon F4」。
Nikon F4レビュー 人気が無く格安、だが最高のフィルム一眼レフ | ちゅかめ! (chucame.com)
今回は実際にF4を使い、カラーネガと白黒ネガで写した作例写真をたくさん紹介します。
コンテンツ
カラーネガの作例
ご存知のようにフィルムカメラの画質は装着レンズと装填フィルムで基本的には決まりますが、このカメラの場合は最速1/8000秒でシャッターが切れるので日中でも絞りを開けて撮影出来るのが最大の利点です。
ちなみにこれから紹介する作例写真は全てこのブログで紹介している方法でデジタルデュープしました。
作例写真はすべてクリックで拡大します。
NIKKOR S.C Auto 50mm f1.4×FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400
ニッコール千夜一夜物語の第四十四夜でも紹介されているNikonの60年代を代表する標準レンズ「NIKKOR-S Auto 50mm f1.4」の多層膜コート版です。
Ai Nikkor 28mm f3.5×FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400
Ai AF NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5×フジカラー100
このレンズはニコン初のAF標準ズームレンズになります。拡大すれば分かりますが、カイトくんの毛の一本一本や桜の花のシベまでしっかり解像しています。
黒白(モノクロ)ネガの作例
NIKKOR S.C Auto 50mm f1.4×FUJIFILM ACROS100(旧タイプ)
こちらは新しく出たACROSⅡになります。
AI AF Nikkor 50mm f1.8D×Rollei SuperPan200
こちらのレンズはつい最近まで現役のレンズだったので、流石によく写ります。
まとめ
昔のMF一眼レフは今から考えると最高シャッタースピードが遅く、ほとんどのカメラは最速1/1000秒程度だったので、せっかく開放F1.4のレンズを付けていても日中はなかなか開放で撮影する事ができません。
それがこのF4は1/8000秒が切れるので積極的に絞りを開けて撮影できるのが大きな利点です。
確かに重量級なので気軽に持ち出す事はできませんが、ここぞと言う時には最高の相棒になります。
もちろんファインダーは最高なので、MFレンズの撮影も苦になりません。
こんなカメラなかなかありませんよ!
それではまた。
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